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【1/28】アジア開発銀行、アヤラに最大1億ドル融資

EV充電ネットワーク構築を後押し



アジア開発銀行(ADB)は27日、フィリピン大手コングロマリット、アヤラ・コーポレーション(Ayala Corporation 証券コード:AC)に、最大1億ドルの融資を行うことを決めた。この資金は、電気自動車充電ステーションの調達と設置、および商業流通用の電気自動車の購入に使用される。

EVメーカーとしては2024年5月にベトナムのビンファスト、2024年11月に米テスラがフィリピンに進出しているが、EVの同国での普及は他のアジアの国々より遅れている。初期費用の高さや、充電インフラの不足などが大きな障壁となり、2024年の新車販売台数に占める電気自動車(EV)の割合は1%ほどとされる。今回の融資によりEV充電インフラの迅速な構築とEV普及が期待される。

(2025年1月28日)

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