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【11/14】PEZA,外国人の年間投資額目標2千億ペソ超の達成が現実化

PEZA(Philippine Economic Zone Authority、フィリピン経済区庁) 過去最高レベルでV字回復 外国人の年間投資額目標2千億ペソ超の達成が現実化!



フィリピンは外国人からの投資を促す仕組みとして経済特区を設けていることをご存じだろうか?
外国人への優遇施策として関税から所得税の無税化などフィリピンを拠点にASEANおよびアジア展開をすすめやすい土台を整備している。
年々注目されてきており、米国、EU,中国、UAE、日本など多数の外国人が投資をはじめている。
進出理由は、経済成長著しいうえに外国人でも100%株主になれる法人が設立できることが主因だ。


フィリピン経済区庁(PEZA)は2024年の投資認可額は前年比で42.3%増の2,500億ペソ超を目指すと表明しており、好調に推移している。
10月までの推移から判断すると、2024年の前半は苦戦したがPEZAは第4四半期に大幅改善、2024年の最低目標2,020億ペソの達成は十分可能と表明している。
対中国でつばぜり合いがつづいているうえにPOGO関係者の強制退去などで中国人からの対フィリピン投資は減少しているが、他国の投資が加速している。


PEZAの利点と経済効果

PEZA経済特区は、特に外国企業にとって進出のハードルを下げる重要な仕組みとなっており、これによってフィリピンは製造業やIT業界の拠点としての地位を強化しています。
これらの特区には、交通網、インフラ、セキュリティなどが整備されているため、企業が効率的にビジネスを展開することが可能です。
また、雇用創出や地域経済の活性化に貢献し、フィリピン経済の成長を支えています。
フィリピンのPEZAは、海外企業のアジア拠点としての利用が増加しており、今後もフィリピン国内外の投資を呼び込むことが期待されています。


PEZAとは?

フィリピン共和国のPEZA(Philippine Economic Zone Authority、フィリピン経済区庁)は、フィリピン国内の特定地域における経済特区(Economic Zones)の運営・管理を行う政府機関。
PEZAはフィリピン国内外からの投資を促進する目的で1995年に設立され、外国企業や国内企業の投資を促進し、経済発展を加速するための各種インセンティブを提供しています。


PEZAの主な役割と目的

PEZAは、製造業、IT、観光業、農業、物流など、さまざまな産業を対象とした経済特区の管理・運営を担っている。
フィリピン政府が定めた法律に基づき、経済特区内で活動する企業には以下のような優遇措置が与えられている。


①法人所得税の優遇: 初年度から4年から最大6年間の法人所得税免除が可能。(以降は特別税率の適用もあり)。
②関税と輸入税の免除: 特区内で使用する資本財、原材料、設備の輸入にかかる関税や輸入税が免除される。
③税額控除: 特定の経費(例:トレーニング費用やリサーチ開発費用)に対して税額控除が可能。
①資本の再送金が自由: 外国企業の資本再送金が容易で、利益や配当金の本国送金も認められる。
⑤手続きの簡素化: 各種許認可取得や管理手続きが簡略化され、企業がスムーズに事業を展開できるようサポートされている。


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PEZA:https://www.peza.gov.ph/   (2024年11月14日)
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