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【10/18】フィリピンが世界の成長の牽引役に ― S&Pグローバル・レポート

S&Pグローバルが2035年までの新興市場の経済予測レポートを発表したが、その中でフィリピンの経済成長力と財政の健全性が高く評価されている。

S&Pグローバルは16日、予測レポート『Look Forward - Emerging Markets: A Decisive Decade - Volume 7』を発表。
この中で「2035年までに、新興市場は世界経済成長の約65%に寄与する。この成長を牽引するのは、主に中国、インド、ベトナム、フィリピンなどのアジア太平洋地域の新興国である」と、フィリピンが世界のGDP成長に大きく貢献すると予想している。

また、債務残高の対GDP比について、「GDPが3,000億ドルを超える主要新興国20カ国のうち、ほぼ半数で2023年から2030年の間に債務残高対GDP比が5%ポイント以上上昇すると予想される」とする一方で、債務残高の対GDP比が低下すると予測されるのは4か国のみであるとし、その1つにフィリピンを挙げている。

出典:S&P Global

(2024年10月18日)
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