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【10/04】9月CPI、1.9%上昇に鈍化

フィリピン統計局が10月4日発表した9月の消費者物価指数(CPI)は前年比1.9%上昇と前月の3.3%上昇から鈍化した。これは2020年5月(1.6%上昇)以来の低い伸び。
食料品および非アルコール飲料の上昇率が前月の3.9%から1.4%へと鈍化した影響が大きく、運輸業が前年同月比2.4%減と8月の同0.2%減からさらに加速したことも一因となった。 コアCPIも前月の2.6%から2.4%に鈍化した。

今回の結果はフィリピン中央銀行の金融政策にも影響を与えそうだ。フィリピン中銀は8月に2020年11月以来の利下げに転じており、10月会合での追加利下げ実施も現実味を帯びてきた。

(2024年10月4日)
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