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【9/19】サンミゲル、ニノイ・アキノ国際空港の運営引き継ぎ

フィリピンの財閥大手サンミゲルグループが14日、同国の運輸省からニノイ・アキノ国際空港(NAIA)の運営権を引き継いだ。

サンミゲルや韓国の仁川国際空港公社等で構成される企業連合「ニューNAIAインフラストラクチャー社(NNIC)」は、長年の課題であるキャパシティ不足、混雑に対処することを目指す。設備の更新・改修とターミナル再編等によって、旅客処理能力を年間3500万人から6200万人に、1時間あたりの発着回数を40回から48回に増やす計画だ。

NNICのラモン・アン社長兼最高経営責任者は14日の式典で「最初の3ヵ月から半年以内に迅速な改善ができるように努力する」と語った。

ビールブランド「サンミゲル」や「レッドホース」で日本にも知られるサンミゲルだが、多角的に事業に取り組んでおり、インフラ関連としては今回の空港の他に高速道路や鉄道、港湾の建設・運営を多数手掛けている。

(2024年9月19日)
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