電子マネーGCashが株ブームを演出か?中所得者層が株式市場に参入
フィンテックの大手GCashとその株式取引プラットフォームの影響により、フィリピンでは現在、中所得層を中心に株式トレーダーが増加中だ。
フィリピン証券取引所(PSE)の発表では2023年末時点で株式市場の口座数が190万以上となり、新記録を達成したと5月29日(水)に発表した。2022年の170万アカウントから11.3%増加し、193,285アカウント増えたことになる。
PSEによると「この成長は主に、Gcashが証券会社に提供する「GStocksPHプラットフォーム」を通じて新たに開設されたアカウントによるものであり、これによりオンラインアカウントの割合が全体の80%に押し上げられました」とPSEが発表した。
なお、弊社で2019年にPSEに取材した際のターゲットは日本並みで人口に対して10%以上を目標にしていた。現実性がでてきたようだ。
(2024/06/06)